新卒社員の皆様方が入社して少し立った時に思うこと。
それは「さっさと有給取って昼まで寝てたーーーい」でしょう(異論は認めます)
しかし、それは儚い夢であることはご存知でしょうか?
今回は「新卒社員が何とかして有給をもぎ取る方法」について書いていきます。
新卒は6ヶ月間は有給が取れない
というより、新入社員は基本的には6ヶ月間、有給が付与されません。これは新卒でしょうが、中途採用でしょうが同じです。
労働基準法では、
年休は最低限の付与日数も労働基準法で定められ、入社後6カ月間継続して勤務し、全労働日の8割以上出勤した労働者には年間10日間を与えなくてはならないことになっています。その後は、勤続年数が増えるごとに付与日数も増え、入社6年6カ月でもらえる「年間20日」が法律で義務付けられた付与日数の上限になります。
と定めています。多くの企業はこの最低基準の6ヶ月に付与するようです。
もちろん企業によってまちまちです。
特に中途採用だと、これまでの勤続年数から考慮して与えてくれたり、一律入社直後に5日くらい与えられるホワイト企業もあります。
しかし新卒は、まあ、上記のような待遇はないです。
ベンチャー企業、かつ超優良企業ならなくもないですが、基本期待しない方がいいです。
それでも入社直後に有給を取るためには?
有給の前借りをする
それでも、どうしても有給が欲しい!
そういう時は、有給の前借りを交渉してみましょう!
もちろん前借りなので、半年後にもらえる有給は、その分マイナスされてしまいます。
でも、6ヶ月間有給なしで働くよりはマシだと思いませんか?
有給を前借りする時は適当な理由を考える
ただし有給の前借りを申請するには、尤もらしい理由を考えるべきです。
まあぶっちゃけ、有給の申請に理由なんていらないです。理由の有無は労働基準法でも定められていません。
有給取得するのに理由を教える義務なんてないんですよね
— くっきー@はてなブログ (@cookie_mp4) 2019年4月4日
なのに会社都合で聞かれるとか本当アホらしいんじゃー😢
こういうクソ制度のせいで有給消化率が下がるのでは???🤔🤔
理由はないけど有給取りたい
⇒申請めんどい
⇒もういいや…
> RT
それでも必要なのは、「会社に悪い印象を残さないため」です。
会社というのは「みんなで頑張っていこ(:D)」という部落集団です。ひとりだけ「かったるいんで休みますわ」という新入りがいたら、まずいい印象を持ちません。部落の長たちは部落から追放したい、と考えるでしょう。
頑張りたくはないけど、給与だけはしっかり会社から貰いたい!という方は、このようなリスクを冒さないように、以下のような理由をつけて有給をもぎとりましょう。
- 身内が大怪我をしたので、一度実家に帰省しなければならない
- 風邪を引いた
まとめ
入社後すぐに有給をもらうこと自体は悪いことではありませんが、どうしても上長の印象が悪くなってしまいます。
「ほんとは取るつもりはなかったんだけど、致し方ない理由で有給をもらう」という建前で有給を使いましょう。